六月の花嫁

masta-21822007-06-01

6月の花嫁・・ジューン・ブライドの季節ですね。
いやはや月日が過ぎてゆくのは早いもので、
これから梅雨がきて、蒸し暑い夏がやってきて
少し涼しくなったかなと思いきや寒くなり年が明ける。
このサイクルで24、いやほぼ25年間生きてきたわけですが
「季節」というものは飽きを感じさせないですね。

春の麗らかな陽気に包まれれば清々しい気持ちになるし、
夏がくれば夜の虫の音色を心地よく感じたりします。
秋の夕暮れ時の散歩は贅沢だなと思うし、
冬の朝、車のフロントガラス一面に霜が下りていて
いくらワイパーでこすっても取れない、なんてのも風情があります。
四季おのおのに、想起される色があり匂いがあり場所がありイベントがある。
「趣」だなんて便利な言葉があるおかげで、
「その季節らしいもの」には何だか特別な称号が与えられているかのごとく、
何だかありがたいような、そんな気持ちが芽生えます。
例えば、夏の花火の情景を思い浮かべると
なんだか心地よくてワクワクしてくるような、そんな感じです。

最近よく夢を見ます。2ヶ月ほど前まではほとんど見なかったのに。
よく見る内容は前の仕事の夢が多いです。

薄暗がりの住宅街。明かりが窓からもれる、とある一軒の家の
インターホンが怖くて押せず、行ったり来たりしている。
あぁこの家の契約取れなかったらどうしよう。帰れないな。
なんて上司に報告しよう。たとえ今日を乗り越えても
明日も明後日もこの毎日の繰りかえし。
顧客の気持ちになるどころか、どう言いくるめて
契約に結びつけるか、ただそれだけ。
どんな手を使ってでもいい、成果成果成果。
僕は一体何をしてるんだろう。
・・なーんてことを夢の中の自分はあいも変わらず
考えてるわけです。
で目が覚めて現実の自分はすでに新しい生活を
始めていることに気づく、いや、
始めようとしていることに気づくわけです。

写真は昼ごはんの「おでん」です。
昨夜のオカズだったので、2日目のおでんということになります。
やはり一晩を越えるとダシの染み込み具合が違いますね。
ネギを散らしてカラシをたっぷりつけて。
うーん季節外れのおでんもまたよし、これはこれで
趣があるのはどういうわけか。うーむ。