陰りのある熟女

masta-21822007-05-27

土曜日は神戸の和田岬まで
ある企業の選考試験に行ってきました。
AM11:50に集合、応募内容や業務内容の説明や
筆記試験と個人面接があり、終了したのはPM5:15すぎ。

帰り一緒になった現職2年目銀行員の男性が


「社員の男女比率を質問しとけばよかった!
出会いがない職場は無理!」


と言ってきたので、
「銀行だったら女性多いでしょ?」
と返したら、


「多いけど年齢が微妙・・。
どことなく陰りのある熟女とかなら良いねんけど、
そうじゃない微妙な年齢層。」


などとおっしゃる。
てっきり「若さが足りん」とでも
言い出すのかと思いきや、予想外の答えに
オヤと少し驚き、ふと思い出しました。
そういや前職で仲が良かった38歳契約社員
オッサンも言ってました。
「陰りのある熟女が一番ソソるんや!」と。


そんなものかな、と思いつつ熟女好きの彼と別れ、
お腹がやたらと空いたので
三宮の南京町に寄り、カラアゲ串とフカヒレ麺を食べました。
そして、帰り路にある大丸ピーコック
かつお酒盗」と、よく冷えた「グリーンラベル」を
買って帰った僕でありました。


で、アツアツのご飯の上に酒盗をのせ、
ガツガツとかきこんでみたのですが
この磯くさい香りと芳醇なコクがたまらない。
うーむ秀逸なり、と思いながら、
陰りある熟女の良さについて少し分かった気がしました。


日曜日は、僕の飼い主もとい彼女と
東灘にある焼肉屋に行ってきました。
彼女はレバーやホルモン、いわゆる臓物系は
食べる意味が分からん、生レバーはニオイが・・
と前々から言っていたので、
これは!と思い今日の晩餐に至るわけです。


下町の雰囲気、モクモクとした煙、
壁に無数に貼られた黄ばんだ有名人たちの色紙の数々、
店内にテーブルとテーブルの間の仕切りなんてものはありません、
ひたすら炭火焼の網が並んでいる座敷。
刺青が垣間見えるバイト店員・・などなど、


「大阪の駅ビルとかアングラすぎて近寄れん」


というハコイリな彼女の目にはどう映ったのでしょう。
注文の開口一番に
「生レバー!アカセン!テッチャン!」
とオーダーする半ばサディスティックな
僕の姿はどう映ったのでしょう。
般若ここにあり、みたいな殺気を対面に感じながら
僕は次々と「アングラ」なオーダーを繰り広げたのでした。


しかしこの果敢な挑戦が功を奏し、
生レバーはけっこう気に入ってくれたご様子。
良かった、これで「生レバー=ニオイが」という等式は
成り立たなくなることでしょう。
うまい生レバーはトロリとしておりとても甘いのです。
臭みなんてありませんよ。
調子にのって「生センマイ」も注文したんですが、
運ばれてきた時の彼女の「どんだけぇぇ」という
顔が忘れられません。
ま、見た目は完全に
「大掃除のときの雑巾」ですからね。
これはキレはしを少し食べるだけに留まりました。
少しインパクトがありすぎたかしら。
いやあ、あのザクザクとした歯ごたえがたまらないのです。


しまった、土日で食べ過ぎて
お腹のプヨ度が増した気が。