この瞬間に全てを捧ぐ

masta-21822007-05-24

あーーーーーービールうまい! 

いやはや、最近めっきり蒸し暑く、
地面、それとも草木が蒸される香りなんでしょうか
ほのかな「夏のニオイ」を感じることが出来ます。
ご存知だと思いますが、僕はお酒にめっぽう弱く
知識もありません。
しかし弱くてもお酒が好きです。特に夏のビール。
あの琥珀色の美しい輝きを見るため、
なるべく缶のままではなくグラスに注いで飲みます。


今日は夜の七時から梅田で面接を受けてきました。
面接官は二人の個人面接。転職面接は初回からほぼ個人面接です。
今日で自分の弱い部分が明確に見えてきました。
「働き始めて一年、なぜ今のタイミングで転職なのか」
これを掘り下げられると非常に弱いことに気づきました。
当然、二年三年と続けていれば今まで見えてこなかった
前職の良さを感じることが出来たかもしれない。
その可能性を捨ててまで決意した、一年での転職。
その理由をもっとうまく練りこんで言葉にする必要があります。


で、今日嬉しかったことが一つ。
梅田を歩いていると、よくいるアンケートのお姉さんに
「すいませーん、シューカツの学生さんですかー?」
と声をかけられました!
いやあもう嬉しくてカウパーベタベタになりながら
「ウヘヘ・・違います・・ヘヘ」と答えてしまいました。
でもよく考えたら院生で就活してる人だったら
僕と年齢は変わらないですよね、ってそんな冷静なツッコミは不要ですよ。


やはりこの季節、暑苦しいスーツなどを着て
動き回っていると汗をかくわけです。
なんしかフトモモのあたりとか湿っぽくて
いやたぶんさきほどのカウパーのせいなんですけど
下半身がジメジメしとるわけです。
しかし我慢、飲み物を飲みたい気持ちをグッと
こらえ、帰宅してからのビールに思いを馳せます。


駅からチャリンコで爆走です。
喉の渇き、汗ばむ体、夜空に浮かぶ黄金の液体。
ビール、ビールが飲みたいのだ!
この感覚って、レンタルビデオ屋に行って
自分的にツボのAVを発見し、もう早く見たくて見たくて
家へと無我夢中で帰宅する感覚と似てます。
数年前、「尻コキおねぇさん」というAVが・・
ってんなこたぁどうでもいいんですけど、
たぶんこういう時ってすごいエネルギーを
発してるんでしょうね。核にも勝るでしょう。


靴を脱ぎ捨て、スーツをほっちらかし、
一目散に冷蔵庫へ。
あった、ありました、冷えたアサヒスーパードライ
肴はブロッコリーとハムのサラダ、そして
イカの塩辛に、冷奴をショウガでいただきます。
グラスに丁寧に注いで・・ゴクゴクゴク。
うーむ、生きてるって素晴らしいですね。
自ら命を絶ってしまう人もいるけれど、
何かこういう幸せだなと思える瞬間を
彼らが見つけていたならばもしかしたら
結末は変わっていたかもしれません。
考えさせられる今日のビールでありました。